ウクレレの各部の名称と役割|人生100年チャレンジ
ウクレレの各部に名前があるのを知っていますか?
本記事では、ウクレレの各部の名称とその役割について解説します。
ウクレレの各部の名称
ヘッド
ウクレレの”頭”にあたる部分ですヘッドには4つのペグがついています。
メーカー、ブランドによって形やサイズが多少異なり、この部分にブランドロゴがプリントされています。
ペグ
弦を巻き取り固定する装置のことです。このペグを、弦を巻き取るように回すことで弦の音程が高くなり、逆に緩めると音程が低くなります。
ギアペグとストレートペグの2種類があります。
弦
ペグからブリッジにかけて張られたナイロンやフロロカーボンなどの糸です。
弦の長さ、太さ、張りの強さによって、音の高さ(音程)が変わります。
弦が長い(低い)⇔ 短い(高い)
弦が太い(低い)⇔ 細い(高い)
弦の張りが緩い(低い)⇔ 張りが強い(高い)
ネック
ボディからヘッドにかけての部分です。
ウクレレによってネックの幅や厚みが異なり、人によって弾きやすさの好みが分かれます。
フィンガーボード(指板)
ネックの表面に張られた板のことです。指板ともいいます。
ここを指で押さえることによって、弦の振動する部分の長さが変わり弦の音程が変わります。
ナット
ヘッドとネックの間の、弦を支える部分です。
牛骨やプラスチックなどでできています。材質、高さなど、ここの仕上がりが音質に大きく影響します。
フレット
フィンガーボードに打ち込まれた金属の棒です。
音程の変化が均等になるよう、弦を特定の位置で支える役割をもっています。
ヘッド側から順に1フレット、2フレット、3フレットと呼び、半音ずつ音程が上がります。
例えば、「2フレットを押さえる」という時は、1フレットと2フレットの間の2フレット寄りの部分を押さえます。
ポジションマーク
フィンガーボード上の、フレットの位置を分かりやすくするための目印のことです。
上からでも見やすいように、ネックの側面(上側)にも小さいポジションマークが打たれています。
ボディ
ウクレレの胴体部分です。
中が空洞になっていて、この中で音が反響することにより弦が振動した音が増幅されます。トップ(表面)、サイド(側面)、バック(背面)の3つの木板からなります。
サウンドホール
ボディの中心にあいた丸い穴です。
ボディの中で増幅された音がここから集中的に出てきます。
ブリッジ
弦の終端を留めるパーツです。
サドル
ブリッジの一部で、ヘッド側にあるナットと同様の役割を果たします。通常は素材もナットと同じものを用います。