日本サービス大賞受賞の「天空の楽園ナイトツアー」「ホスピタリティ・イノベーター」❗️
天空の楽園ナイトツアー（長野県阿智村）
スタービレッジ阿智誘客促進協議会は、環境省の「星空観察に適した場所日本一」に選ばれた実績を活かし、阿智村で「満天の星」をテーマにしたロマンチック体験を提供するサービスを展開し、地方創生大臣賞を受賞しました。
受賞に際し、特に評価された点は以下のとおりです。
- ゴンドラ乗車前から山頂での星空観賞・エンターテインメントまで、参加者が徹底的に感動体験を味わえるサービス提供である。
- 首都圏・大都市から村の人口の25倍に相当する年間16万人もの観光客を呼び込み、そのうち10～20代の若者が4割を占める。
- 星をテーマに他に例のない観光資源開発を行い、村全体が「日本一の星の村」として盛り上がり、地域の雇用増や交流人口増を実現している。
ホスピタリティ・イノベーター（長野県）
星野リゾートは、地域の魅力を掘り起こした新たな旅を創造する「ホスピタリティ・イノベーター」で国土交通大臣賞を受賞しました。
受賞に際し、特に評価された点は以下のとおりです。
- ホテルスタッフが「魅力会議」という仕組みを通じて、シーズン毎に新たな旅の体験サービスを企画・提案し続けている。奥入瀬渓流ホテルでは、「氷瀑」という全く新しい地域資源に注目し、冬の観光需要を創出した。
- 開発した体験サービスの積極的発信で年間6,000件のメディア露出につながり、顧客を獲得した。また、「上質感」「特別感」の醸成という価値共創を生み出し、高い顧客満足度を実現した。
- コロナ禍に際して、1年8ヶ月先までを想定して事業計画を組み直し危機を乗り越えようとしている。併せて「マイクロツーリズム」の振興を提言し観光業全体を盛り上げている。
日本サービス大賞とは
日本サービス大賞は、顧客のニーズを先取りし、あるいは顧客と一緒にサービスを改善していくことで、私たちの生活を豊かにしている取り組みを表彰する制度です。公益財団法人日本生産性本部サービス産業生産性協議会が主催しています。
今回は第3回目となる表彰式でしたが、表彰式に出席した菅首相は「ウィズコロナ時代の新しいサービスが求められる中、我が国の産業も世界市場をにらみ、ピンチをチャンスに変えるイノベーションへの期待がたかまっている」と述べておられます。
