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上司の言い分 部下の言い分|角川SSC新書

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出典:amazon

 

上司の言い分 部下の言い分(角川SSC新書

 上司×部下のコミュニケーション

 (上司の対応)
・とにかく1分間は部下の話をよく聞く(傾聴)
・いい聞き方をする(例:目を見て穏やかに、相手のペースに合わせる、あいづちの言葉を添える)
・傾聴してから指導をした方が部下は素直に従う
(部下の対応)
・上司が聞きたいことから話す(例:なんの話か、どうして欲しいのか)
・核心を先に話し、次に根拠を話すと上司は聞き入る
・慣れるまではシナリオを書いてから話す 

仕事分担

 (上司の対応)
・役割を「建設的」に再設定し、部下に伝える(強制力を強めたところで部下は面従復背)
(部下の対応)
・上司を挑発する言葉は使わない
・守備範囲を広げることは、自分のキャリアアップに役立つと考える

 

 

報告

 (上司の対応)
・報告してきたらよく聞く(新たな指示出しは御法度)
・ひとこと「ありがとう」と部下をねぎらう
・必要な支援を惜しまない

(部下の対応)
・タイミングのいい報告で自分を磨く
・適度に中間報告(5秒で済む)
・簡潔に話す

 相談

 (上司の対応)
・何を重要案件とするか、基準をざっくり決めておく
・相談される上司であろうと努める
・依存型の部下には、毎回の「問いかけ」で考えさせる

(部下の対応)
・影響度を考え「相談ライン」を決めておく
・つねに解決策につながる提案付きで相談を行う

残業

 (上司の対応)
・仕事の総量を減らす
・無駄な会議をなくす
・残業の多い部下は、タイプ別(キャパシティオーバー、夜型人材、残業代ねらい、仕事好き、ワーカーホリック)に対処する

(部下の対応)
・仕事の効率化と称して仕事の削減提案
・一つの仕事に集中する時間を作る(例:メール対応をせず企画立案に特化する時間)
・上司から依頼があった際、作業のラフスケッチを作成して仕事のやり直しを減らす

人事評価

 (上司の対応)
・やるべきことと与える評価を事前に示しておく
・裏付けデータとして行動記録をつける

(部下の対応)
・評価の仕組みと、自分への期待を確認しておく
・日常の報告をプレゼントして位置づける

目標設定

 (上司の対応)
・部下がやりがいを感じる目標設定にする
・方針やガイドラインなどの情報を事前に出す
・目標設定前から話し合い、交渉で歩み寄りを促す

(部下の対応)
・目標値は、上司から求められるであろう想定値のマイナス10%以内にする
・自分の将来を考えた目標設定をして自身のやる気を高める

適正評価

 (上司の対応)
・美的凝視(相手のいいところを見つける)を心がけ、その上で改善して欲しい点を具体的に伝え指導する
・ハロー効果に気をつける

(部下の対応)
・数字を使った具体的なアピールを行う
・仕事を自分から仕掛けていく
・潔く言い切る話し方をする

上司×部下の距離感

 (上司の対応)
・部下との距離感はやや遠めを意識する
・コミュニケーションは業務時間内に行う

(部下の対応)
・人間関係作りのためと割り切って、上司をランチに誘ってみる

雑談

 (上司の対応)
・雑談をしない部下を一概に否定しない
・雑談に参加しないことを評価に持ち込まない

(部下の対応)
・自分のために雑談もできるようにしておく
・苦手なら、5W1Hで質問してみる
・リアクションしながら聞くことを心がける

長時間ミーティング

 (上司の対応)
・連絡事項はメールで代替する
・メンバーの現状把握は個別に行う
・会議は「問題解決」に集中して行う

(部下の対応)
・時間短縮のために建設的な提言をする
・発言は「結論や全体像」を先出しして簡潔にする

年上の部下

 (上司の対応)
・年上の部下には、人生の先輩としての敬意を持つ
・管理職として、自分の役割を粛々と遂行する
・取り組むテーマを本人に考えさせる

(部下の対応)
・セルフモチベーションにつながるテーマを見つける
・発言の内容に気をつけ、上司には敬語を使う
・つねに「カッコよく」あろうとする

モチベーション

 (上司の対応)
・部下のモチベーション向上は、マネジメントの重要施策と考える
・3つの実感でモチベーションを向上させる(自分は価値のある仕事をしている、自分は職場で価値のある存在である、自分は成長している)
・自らのモチベーションを上げ、目指されるべき模範になる

(部下の対応)
・セルフモチベーションを意識する
・過去を振り返り「山」と「谷」から自己判断する
・管理職志向かプロ志向かを打ち出して進んでいく

チーム方針

 (上司の対応)
・3年先までの中期構想をもとにして方針を作る
・目標と方針は連動させる
・部下がワクワクするようなキーワードを入れる

(部下の対応)
・上司から方針について相談される立場になる
・メンバーの意見を聞いて、前向きな情報提供をする
・リーダー格のメンバーを通じて、上司に希望を伝える

叱る(注意する)

 (上司の対応)
・部下に対する期待をベースに注意する
・やらなかったことを指摘して注意する
・段階を経て改善がなければ本格的に叱る

(部下の対応)
・一部でも非があれば認める
・再発防止を誓い感謝で締める
・苦言を受け入れ、器の大きな人間になる

新人指導

 (上司の対応)
・指導者を指名し、自分はプロデューサーとなる
・プロデューサーとして、指導者を育成支援する

(部下の対応)
・自ら進んで指導役を買って出る
・正しい手続きで教えることで、自らの成長につなげる
コーチングスキルを学ぶ

わかり合う

 (上司の対応)
・自らのプレイング部分の比率を落とす
・部下をよく見て情報を集める
・「責任は俺がとる」と言ってみる

(部下の対応)
・上司は自分とは考え方が違うと受け入れる
・上司が変わらない以上、自分の言動を変えてみる
・上司との距離のとり方を変えてみる