GoProの使い方を簡単解説‼️
旅行に行った先で手軽に綺麗な動画や写真を撮るために『GoPro』を衝動買いした人も多いと思います。
本記事では、GoPro8を使って、撮影の際に初心者がまず覚えておきたい知識・ノウハウなどを紹介します。
GoPro初心者やGoProに関心のある方には必見です!
撮影モードは3つ(動画、写真、タイムプラス撮影)
動画撮影
GoProは魚眼レンズを搭載しており、広い範囲を写すことができます。
「広角」では魚眼レンズを使っているような歪みのある映像となりますが、「魚眼無効(リニア)」を設定するとその歪みを補正し、通常の画角で撮影を行うことが可能です。
静止画撮影=写真
GoPro8の静止画撮影は、単発撮り以外に、連写モードと夜間撮影モードを搭載しています。
連写モードでは、速度調整が可能で最も早い連写即小で1秒間に30枚撮影することが可能です。夜間撮影モードでは、長時間露光撮影などを実現させるため、シャッタースピード調整などが可能となっています。
タイムラプス撮影
タイムプラス撮影は、一定間隔で静止画を撮影し、撮影した画像を組み合わせて再生する機能です。単純に動画を早送りしているような映像とは違い、絶妙なコマ落ちが味を出してくれる映像作品となります。HERO8 Blackでは、TimeWarp機能が搭載され、手ブレ補正しながらのタイムラプス撮影を実現しました。
撮影モード切り替えはGoPro背部のボタンで操作
GoPro背部のディスプレイには、撮影可能時間、現在の撮影モードを示すアイコン、電池残量の表示の他に、撮影関連の設定を行う4つのボタンで構成されています。この4つのボタンはカスタム設定できるので、自身がよく使う機能に組み替えておいたら良いと思います。 ちなみに、私は、建物の内外で頻繁にISO(←写真フィルムの規格でどの程度弱い光まで記録できるかを示す。)を切り替える(外:ISO100、内:ISO400〜800)ので「ISO設定ボタン」は必須ボタンです。また、食べ物や小動物を撮影される方は、リニアか狭角になると思いますので「レンズの切り替えボタン」があると便利ですよ。 それ以外の設定項目に関しても一覧から選んで設定操作を行えます。すべてタッチパネルでの操作となるため、スマホを扱うような操作感覚で非常に簡単です。
観光地での撮影は2.7Kが便利
基本的には最高画質の4Kで撮影することに越したことはありませんが、それだけデータ容量も大きくなるため、microSDカードの容量などが気になります。画質を少し落とすことでデータ容量を抑えることが可能です。また、2.7Kだと狭角モードが使えますが、4Kでは狭角モードがありません。
少し慣れたら、GoPro8のビデオ設定と解像度を知ろう!
画質解像度 | FPS | デジタル レンズ オプション | HyperSmooth | ズーム | 自動光量調整 |
---|---|---|---|---|---|
4k 3840×2160 |
60/50 | 広角、リニア | オン | - | はい |
4k | 30/25 | 広角、SuperView、リニア | オン、高、ブースト | - | いいえ |
2.7k 2704×1520 |
60/50 | 広角、SuperView、リニア、狭角 | オン、高、ブースト | 広角、リニア | はい |
2.7k | 30/25 | 広角、SuperView、リニア、狭角 | オン、ブースト | 広角、リニア | いいえ |
フルHD 1920×1080 |
240/200 | 広角 | オン | いいえ | いいえ |
1080p | 60/50 | 広角、SuperView、リニア、狭角 | オン、高、ブースト | 広角、リニア | はい |
1080p | 30/25 | 広角、SuperView、リニア、狭角 | オン、ブースト | 広角、リニア | いいえ |
用語解説
FPSとは、1秒間の動画で見せる静止画の枚数(コマ数)のことで、数値が大きいと滑らかな動きとなります。
アスペクト比とは、映像画面の縦横比のことをいい、ワイド(16:9)とスタンダード(4:3)が基本です。
HyperSmoothとは、動画の手振れ補正のことです。通常は「高」モードにしておき、非常に激しいスポーツやアクションの場合は「ブースト」モードにすれば良いと思います。
特に、川等のスローモーション撮影で注意したいこと
上記FPSの数値が大きいほど、スローモーション再生時には滑らかな映像を実現します。
先ほどの表からもわかる通り、4Kなどの高画質で撮影する場合は高フレームレートの設定ができませんが、フルHD画質などに低下させると240などの高フレームレートでの撮影が可能です。スローモーション撮影を行いたい場合は、画質を低下させることも意識してみましょう。
撮影した映像は簡単に旅先で見られます
GoProで撮影した映像・写真は、ディスプレイを下から上へとスワイプすることで見られます。
一覧表示され、各々のサムネイルをタップすることで拡大表示も可能になります。電車の中などで動画再生時に音を出せない場合は、あらかじめ環境設定で調整しておくことを忘れないでください。
スマホと連携させるとすごく便利に使えるのでアプリ導入はしておきましょう!
GoProは、Bluetoothを使用してスマートフォンと連携しスマートフォンから操作することができます。iOSやAndroidで用意されている専用アプリを導入することで、リモート操作やスマートフォンへの画像の転送などを簡単に行うことができます。ぜひ専用アプリを入れておきましょう。